慧喜~Trip of the art

No Museum, No Life? これからの美術館事典

東京国立近代美術館に行ってきました。
開催されていたのは、
「No Museum, No Life? これからの美術館事典」。
美術館に着いたのは、閉館30分前でしたが、
何故か、チケット売り場は外国人観光客の行列が
チケット購入にちょっと時間をとられてしまい、
実際、鑑賞した時間は正味20分くらい
もはや駆け足的に目で追っていくだけみたいな感じで、
鑑賞したともいえないのですが、
ざっくりとでも、展覧会の内容をお伝えできればと思います。
東京国立近代美術館

「No Museum, No Life? これからの美術館事典」は、国立系美術館5館のコレクションを紹介する合同展です。
(東京国立近代美術館、京都国立近代美術館国立西洋美術館国立国際美術館国立新美術館
色々な時代や国のコレクションの中から選りすぐりの170点を展示。
しかし、今回の展覧会が面白いのは、作品ではなく美術館そのものをテーマだということ

普段は、作品が主役であって、表舞台に立つことのない美術館。
今回の、「No Museum, No Life? これからの美術館事典」では、作品を楽しむことは勿論、
作品にとっての舞台である美術館にも目を向けることで、展覧会を楽しむという新しい視点を提案しています
美術館と作品の関わりにスポットを当て、事典に見立てたAからZまでの36のインデックスに沿った作品が並んでいました

A=Architecture(建築)  Archive(アーカイヴ)  
  Artist(アーティスト)  Art Museum(美術館)
B=Beholder(観者) 
C=Catalogue(カタログ)   Collection(収集)  
  Conservation(保存修復)
  Curation(キュレーション)
D=Discussion(議論)  
E=Earthquake(地震)  Education(教育)
  Event(イベント)  Exhibition(展示)
F=Frame(額/枠)
G=Guard(保護/警備)
H=Handling(取り扱い)  Hanging(吊ること)
  Haptic(触覚的)
I=Internet(インターネット)
J=Journalism(ジャーナリズム)
L=Light(光/照明)
M=Money(お金)
N=Naked Nude(裸体/ヌード)
O=Original(オリジナル)
P=Plinth(台座)  Provenance(来歴)
R=Record(記録) Research(調査/研究)
S=Storage(収蔵庫)
T=tear(裂け目)  Temperature(温度)
W=Wrap(梱包)
X=X-ray(エックス線)
Y=You(あなた)
Z=Zero(ゼロ)
東京国立近代美術館内

これからの美術館事典パンフ


この36のインデックスと作品とどう関係があるのかというと・・・
たとえば、CConservation(保存修復)では、
安井曽太郎先生の有名な作品「金蓉」の、修復前(左、ヒビ入り)と修復後(右)の作品が展示されていました

これからの美術館事典10安井曽太郎 金蓉
安井曽太郎≪金蓉≫1934年 東京国立近代美術館所蔵

Conservation(保存修復)のインデックスに記載されていた内容です

劣化、汚損、破損、窃盗などの危険から作品を保護すること。
そのために作品をデータベースに登録し、一定の温湿度を保つ収蔵庫に保管する必要がある。
ときには、現状以上の劣化などを防ぐために、そして製作当初の鑑賞条件を維持したり復元したりするために、
作品に何らかの処置を施すことがある。これを修復という。

安井曽太郎≪金蓉≫は、これまで2度、修復家の手が入っている。
2005年の2度めの修復の際、青い衣服に広がる亀裂を目立たなくするため、ひび割れた箇所を埋め、青い絵具で色彩を補った。
この作品のひび割れは、製作後、程なくして生じたといわれている。
安井自身が一度、修復を試みたもののうまくいかず、一方でひび割れた状態を面白がったという逸話が残されている。
2度目の修復では、ひび割れを直そうと試みた安井の当初の意思を重視し、修復をおこなうことにした。
この処置により、ひびによってよく見えなかった人物の身体が際立つようになり、
その身体が実は複数の視点から捉えられた部分の組み合わせによって構成されたものであることが
よりはっきりと認識できるようになった。

~美術館キャプションより~

Conservation(保存修復)するということは、作品解釈に深く関与するため学芸員と修復家との連携が欠かせないのだ・・・
ということを、一つの作品を通して観覧者は知ることができるといった展示内容な訳です

最初のArtist(アーティスト)では、アンリ・ルソーの≪第22回アンデパンダン展に参加するよう芸術家達を導く自由の女神≫

Light(光)では、壁に当てられたハロゲン光と共に、
ルノアールやモネなどの印象派作品が展示されていました。
かつての印象派の画家が、絵に取り入れた光と現代の光源を
対比させたユニークな展示です
美術館は、光(照明)に最も気を配る組織の一つなのだそう。
作品は光を浴び続ければ劣化/退色してしまうという・・・。
美術館はそれゆえに作品を照らしつつも光を制限しなければならず、
油彩画やテンペラ画は、150-180lx(ルクス)
紙作品などは50lx以下の照明下で展示することが望ましいのだとか。

ルノアール 木かげ
ピエール=オーギュスト・ルノワール≪木かげ≫1880年頃
アンリ・ルソー第22回アンデパンダン展に参加するよう芸術家達を導く自由の女神
アンリ・ルソー≪第22回アンデパンダン展に参加するよう
芸術家達を導く自由の女神≫1905-06年
東京国立近代美術館所蔵

↓↓↓Naked Nude(裸体/ヌード)では、近代の様々な画家による裸婦像がたくさん 展示の仕方が面白いです
これからの美術館事典7これからの美術館事典6

↓↓↓Haptic(触覚的)では、マルセル・デュシャンの≪触ってください≫が展示されていました
本当に触っていいの?としばらく迷いました笑 (触らなかったけど!)
Original(オリジナル)では、私の好きなアンディ・ウォーホルのシルクスクリーン作品≪4フィートの花≫が↓↓↓
Original(オリジナル)というインデックスをつけたところに、問いかけの意味があるような気がしますね
これからの美術館事典3これからの美術館事典8

他にも、Earthquake(地震)では、関東大震災後のスケッチ画と共に、美術作品を守るための免震装置がアート作品のように
展示されていました。地震大国・日本なだけに、この装置なくしては美術館の展示も成り立たないのかもしれませんね
インデックスには時代やジャンルの区分がなく、巨大な事典の中をさまよっているような感じ・・・

Storage(収蔵庫)とインデックスをうたれた広い空間は、
国立美術館4館の美術品収蔵庫を模したものなのだとか
(東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、
国立西洋美術館、国立国際美術館の4館。
国立新美術館のみ、コレクションを持ってないので収蔵室はないのだそう)

実際に収蔵庫でどのように管理されているか、
各館の収蔵庫内を写して原寸大に引き伸ばしたモノクロ写真をズラッと展示。
そのモノクロ展示の中に、さりげな~く
レオナール・フジタこと藤田嗣治さんの絵画(本物)も数点展示されていました!
本物だというのに、まるで紛れ込んでるかのような笑
4館全てに藤田作品が収蔵されているので、このような展示にしたのだとか
こういう趣向、藤田嗣治さんが生きてたら、きっと面白がったにちがいない・・・(多分)
これからの美術館事典13
これからの美術館事典15


そして、会場最後の部屋では、You(あなた)というインデックスの横に鏡が展示されていました! ↓↓↓
美術館は『あなた』なしにはありえない。『観者』『鑑賞者』、『来場者』や『お客様』という言葉は、
少しよそよそしいのかもしれない。作品も、展覧会も、美術館も、それを見る『あなた』の経験と記憶の中に生起する

~美術館キャプションより~
鏡に映る私たち観者も、美術館にとっては必要不可欠な存在ということだろうか・・・

そして、ラストのZero(ゼロ)では、広い部屋に積み上げられた箱が
箱以外には何もなく、剥き出しで寒々しいような空間
箱は、今回展示作品を収納していたもので、
この箱で運搬され、展示終了後にまた梱包されて送り返されるのだという・・・

展覧会が終わり、観客がいなくなり、壁に埋めていた作品が撤去され、
脱殻のような『空』の展示室が生まれるとき、
美術館は『ゼロ』に近い状態を経験するのかもしれない。
この最後の部屋は、美術館が普段は見せることのない、
前回の展覧会が『終わった』あとの展示室である。
それはしかし、やはり『ゼロ』ではない。
ここにはすでに、つぎの展覧会、つまり本展の出品作の輸送用クレートが
並んでいる。美術館はこうして、何度となく孵化をくりかえす。

~美術館キャプションより~

ゼロはエンドではなく、ゼロから始まる新しいストーリーがここにはあると・・・。
(カッコよくいえば笑)
これからの美術館事典19
これからの美術館事典17

閉館ぎりぎりに、外のミュージアムショップへ→ →
こんな時間まで、ショップは外国人観光客でいっぱい
「No Museum, No Life? これからの美術館事典」は、
とても面白かったです!
インデックスや展示の面白さもあり、
普段の美術鑑賞よりも楽しめたように思います
もっと、面白い展示物がたくさんあったんですけど、
何せ、鑑賞した時間が20分という短さだったので笑
それらを詳しくお伝えできないのはちと残念・・・
この美術館の常設展も素晴らしいと聞いていて、
外観の景色も美しいので、また行ってみようと思います!
東京国立近代美術館ミュージアムショップ

「No Museum, No Life? これからの美術館事典」は、9月13日(日)までの開催となっております


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永沢まこと都市画展

吉祥寺にある武蔵野市市立吉祥寺美術館に行ってきました。
開催されていたのは
「永沢まこと都市画展 ~街の今を描く、ヒトを描く~」です。
永沢さんのトークショーが行われる日に出向いたのですが、
美術館に着いたのが午後だったため、
トークショーの受付はすでに締め切られてました。
アート系のブログをたまに徘徊するんですけど、
「永沢まことさんに影響を受けて」とか
「永沢まことさんの絵に魅かれて」
絵を始めた方のブログに出合うことがよくあります
リンクさせて頂いている「線スケッチの魅力」さんもそう。
なので、以前から興味を持っていました
吉祥寺美術館1

永沢まことさんのプロフィール】
1936年東京生まれ。
アニメーター、イラストレーターとして活躍されていましたが、
1978年、40代前半に渡米。ニューヨーク・ソーホーに8年間在住。
(ニューヨーク時代の頃についてのインタビュー記事がコチラ
この間に、線描きと水彩による独自のスケッチスタイルを確立。
東京の街で今生きている人の動作や表情を一瞬で捉え、
次々と線を描きだしていく永沢まことさん
1980年代のニューヨークから現在の東京まで、
40年に渡って都市と人物を描き続けておられます
永沢まこと都市画展パンフ1

1978年に渡米され、
ニューヨークで生活された1980年代、
当時、「走るジェイル(監獄)」とも呼ばれていた
地下鉄をモデルの宝庫として好んだ永沢さんは、
人物を素早くスケッチするために、ペンを使用。
そして、多様な人種があふれる街だからこそ、
磨かれたのが人間観察力であったのだとか
タイムズ・スクエアやグランドセントラル駅などで
ニューヨーカーたちを、心の赴くままにスケッチ。
この地で、永沢まことさん特有の
スケッチスタイルが誕生しました
展示作品には、他にも五番街、ハーレム、
チャイナタウンに佇む多様な人物画スケッチが
展示されていました。
多人種、多文化がひしめいてるような絵からは、
当時の街の空気や雑多な中から生まれるパワーみたいなものを感じました
タイムズ・スクエア’80


そして1986年に帰国された永沢さんは、黒髪の日本人ばかりがいざかう、大都会でありながら緊張感のない東京の街に
違和感を覚えられたのだとか。そんなバブル期を迎えた東京でモデルとしてスケッチしたのは、
サラリーマンや主婦、学生など、いわゆる “普通” の人々でした
しかし、その現物リポートのようなスケッチを通して、人間観察を続けた末に気付いたことは、
渋谷、新宿、秋葉原など、行き交う人々の姿によって表現される街の個性があるということでした

そんな街を”絵の題材”として、類いまれな人間観察力とおびただしいスケッチの変遷を経てたどりついたのが、
個展のタイトルにもなっている “都市画”  
東京の街を、建造物と共に描かれているのは行き交う人々の姿。
永沢さんは、必ずその場所で観察しながらお描きになるのだそうで、人物の動きまでしっかりと捉えられています。
永沢さんの描かれた街からは、場所の空気や喧騒、流れるように移動する人々の動きなどが息づくように伝わってきます

              新宿歌舞伎町2011
≪新宿歌舞伎町 2011≫
             


            渋谷道玄坂下交差点 2011
≪渋谷道玄坂下交差点≫
            

↓↓↓この≪新宿歌舞伎町2014≫という作品、画像では分かりづらいんですけど、作品の左下にちっちゃく
Where do we come from! Who are We? Where are we going?」と英語のメッセージ?が。
「私達はどこから来たの?私達は誰なの?私達はどこへ行くの?」という意味になると思うんですけど、
都会に生きてる人々が抱えてる内面的なテーマのように思え、絵の雰囲気とも合っているためちょっと感傷深い気持ちに・・・

            新宿歌舞伎町2014
≪新宿歌舞伎町≫
            

館内には、永沢さんが実際に使われているペンや絵具なども
展示されていました
そして、おびただしい数のスケッチやクロッキーが描かれたノート類。
(クロッキー帳は、初公開だということです。
練習帳だとは思えないくらいの密な描き込みにビックリ)

あと、文庫本の形になっているスケッチブックも。
街の雑踏の中で、目立つことなく落ち着いて描けると
永沢さんが好んで使われるのだそうです
(私も、前に日記用に買ったことあるんですけど、続かず
捨てちゃったような覚えが汗。確かに絵の練習用にいいかも・・・)

この文庫本スケッチブックを「描きまくりノート」と称して、
一ヶ月に一冊約300ページが埋まる程描かれてるのだそう
永沢さんにとって、”描きまくる”ことこそが
本番に備えてのトレーニングになり、
一方では、名画の模写や写真を見ながら、
人物を写実的にデッサンするなどの
室内でのトレーニングも欠かさないのだそうです
渋谷道玄坂Ⅰ 2011
≪渋谷道玄坂Ⅰ≫

↓↓↓そして、永沢まことさんにとって、吉祥寺という街は地元であり、特別な街なのだそうで、
たくさんの吉祥寺スケッチが展示されていました 他にも、メンチカツを買い求めに行列に並ぶ人々の絵もあり、
地元ご出身ならではの愛着たっぷりの目線を感じました(しばらくの間、メンチカツ食べたい病にとりつかれました笑)

ハーモニカ横丁入り口
≪ハーモニカ横丁入口≫
いせや本店
≪いせや本店≫

↓↓↓そして凄かったのが、2012年から3年の歳月をかけて描かれた「吉祥寺駅前I~Ⅳ」 
ブログ画像では伝わりにくいかもですが、実際の展示は下の4点をつなげたもので、180度のパノラマが展開されてました

右画像の「富士そば」さんの上にある看板は、AKB48の柏木ゆきりんの広告です。(永沢さんの絵に登場してるのが羨ましい笑)
古いものと新しいものが混在して、雑多な魅力に溢れている吉祥寺の雰囲気が伝わってきます

吉祥寺駅前 2012-14 -1吉祥寺駅前 2012-14 -2

スケッチスタイルとは異なり、ドキュメンタリーフィルムを絵画化したような記念碑的作品だということで、
確かにスケッチというには、あまりにもスケールが大きいと思います
今ある形を刻み付けていく、それは絵であっても、絵の中で人が生きていて時間が流れていってるように思えるのが不思議です。

吉祥寺駅前 2012-14 -3吉祥寺駅前 2012-14 -4

↓↓↓この日は、トークショーが終わったあと、美術館のロビーで永沢まことさんのサイン会が行われました

画像が分かりづらいのですけど、
テーブル席の右に座られてる方が永沢さんです。
サイン会には、ズラッと長い行列ができており、
永沢さんの人気の高さが伺えました。
吉祥寺美術館のロゴマークをデザインされたのも
永沢さんなのだそう
吉祥寺美術館ロゴマーク
永沢まことさん


今回、永沢さんの絵を観て思ったことは、色々な人が生きて存在して世界は成り立ってるんだなってこと。(当たり前かもだけど)
特に、ニューヨーク時代の絵が個人的には好きだなと思いました
人種のるつぼというか、文化も人種も違う人たちが、それぞれの個性を主張しながらも、溶け合うように生活しているという・・・
ちょっと特殊な感じ方かもしれないけれど、永沢さんの絵を観ながら、
人は一人一人違っていて当たり前で、色々な人がいる雑多な世界だからこそ面白いということを感じました

改めて多様性は絶対的なパワーを生むのだと。多様性であってこそ、人が生きる本当の意味があるのだと。
オンリーワンであることが受け入れられる社会になっていくといいなと切に切に思いました
(永沢さんの絵の趣旨とは外れた見方、感じ方かもしれないんですけど、自分の気持ちをそのまま表しました汗)

「永沢まこと都市画展 ~街の今を描く、ヒトを描く~」は、8月30日(日)までの開催となっています(26日(水)は休館日)
入館料は、一般百円なのがまた嬉しいですねっ


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日美展

日美展(第16回日美絵画展&第20回総合水墨画展)を
観るために、六本木にある国立新美術館に行ってきました。
自分の作品を、こんな大きな美術館で展示して頂けるのは
本当に嬉しく有り難いことです・・・
全国から出品されてる方々の作品も、
時間をかけてゆっくり観てまわりました
しかし、凄い作品数・・・
途中でいったん会場を出て、
美術館1Fにあるカフェで休憩しながらの鑑賞となりました
国立新美術館

初めに会場に入って、目に飛び込んできたのは大賞を受賞された方々の作品です(画像が暗くてごめんなさい)

吉田實さんの油彩画≪山古志村の棚田≫F30     斎藤誠さんの水彩画≪道端のステージ≫F20
    山古志村の棚田1     道端のステージ1

そして、藤井容子さんのパステル画≪時をこえて≫F30  大賞をとるって本当に凄いことですよねおめでとうございます
時をこえて
日美絵画展会場1

左画像は、準大賞を受賞された筒井清彦さんのデッサン画≪徳川園≫F10。ボールペンで描かれたのだとか
 右画像は、油絵部門で優秀賞を受賞された川口政巳さんの≪光る海≫F30。キレイだな~と見惚れてしまいました
徳川園
光る海

色鉛筆画部門で最優秀賞を受賞された畑 志壽子さんの
≪ゆうちゃん、優奈のお話聞いてよ≫F20→

表彰式の時に、畑 志壽子さんと席が隣だったので、
式が始まるまでずっとお話を聞かせてもらってました
畑 志壽子さん、お歳が82歳になられるのだそうですが、
色鉛筆画を始めたのは80を過ぎてからのことだそう。
というか、そもそもそんなお歳に全く見えなかったのが
凄いと思ったけど、絵も凄い・・・
小さい女の子がちょっとグズッてる感じが可愛いいです
ゆうちゃん、優奈のお話聞いてよ


展示は部門別に分かれてて、中でも油絵は作品数が多かったです。色が鮮やかで力強い~!
日美絵画展会場油絵1日美絵画展会場油絵3

右画像の女の子がたたずんでる絵のタイトルは≪風の行方≫  個人的に好きだな~と思いました。 色がキレイ
日美絵画展会場油絵2風の行方


続いて日本画部門の作品です。 お花も風景も美しいです・・・ 暗い色彩が深みがあっていいですね・・・
日美絵画展会場日本画1日美絵画展会場日本画2

日美絵画展会場日本画4日美絵画展会場日本画3


そして、水彩画部門もまた凄い作品の数々。日本画とはまた違う明るさのある風景画が多かったです
右画像の≪友とひととき(アムステルダム)≫というタイトルの作品の、深みのある色が素敵です
石畳?のあたたかい雰囲気が伝わってきて、水彩画ってやっぱりいいなぁ・・・としみじみ思いました
日美絵画展会場水彩画3
日美絵画展会場水彩画2
友とひととき(アムステルダム)


そしてデッサン部門の作品です。左は、高倉健さんですね!お顔の皺まで丁寧に描きこまれてるのが細かい・・・
日美絵画展会場デッサン1日美絵画展会場デッサン2


そして、デッサン部門で優秀賞を受賞された宮田浩さんの≪汚れなき影≫F15 が凄いと思いました
(うまく写真が撮れなかったので、デッサン画だけ作品集から画像をお借りしました)
何というか、この方のデッサン画に比べると、私の作品はデッサンじゃないかも・・・とさえ思ったり
今回、自分の作品と向き合ってみて思ったのですが、自分のデッサン画は他の鮮やかな展示作品の中に埋もれてしまい、
とても地味なような・・・軽い印象を受けました。(自己否定ではなく、客観的にそう思いました)
モノトーンだからということではなく、鉛筆だけで魅せるには、高い技術と表現力が必要なんだなぁ・・・と実感・・・
あと、説明が難しいんだけど、蓄積されたものというか、積み重ねられてきたものがとても大事なんだなぁ・・・という感じ。
おぼろげながら、そういうことが分かったということが自分の大きな収穫でした
ところで、宮田浩さんの水彩画(F8)も発見したのですが、すごく上手い・・・宝石を散りばめたような・・・
(同じ方が描かれた絵だと思うんだけど違ったらどしよ)
何というか、もともと上手な方が更に描きなれてるみたいな。相当、絵を描かれてる方なんじゃないだろうか・・・??

汚れなき影響き渡る2
響き渡る1


そして、色鉛筆画、ちぎり絵、パステル部門ブースに入る前にスマホが電池切れに・・・
この3部門の写真が一枚も撮れず、終わってしまいました(ブログにアップしたい作品があったとゆーのに汗)
会場が広く展示作品が多かったためか、スマホの寿命が近いのか。(多分、どっちも・・・)
なので、せめて会場内の様子をアップさせて頂きます・・・
日美絵画展会場2
日美絵画展会場3

日美絵画展会場4
日美絵画展会場5


そんな訳で、日美絵画展の後に観た総合水墨画展でも一枚の写真も撮れず
この総合水墨画展もすごく面白かったんです
入り口初めに水墨画ナントカ協会とかプロの画家の方々の作品が
展示されてたんですけど、これがシビレるような作品ばかり笑
墨ってカッコイイなあ・・・・と見惚れてしまいました
公募作品も凄いものが多くて、写真におさめたかったものがたくさんありました。
fc2ブログ「龍好き画伯の妻」さんのご主人様の龍画が、
今回「実行委員会賞」を受賞されたのですが、
そちらの方も、写真が撮れなかったのは本当に残念・・・
なので、画伯妻様から画像だけお借りしてアップさせて頂きます。→ → →
素晴らしい龍画ですよね・・・!目に力があって美しいです
月明かりに照らされてるようなコントラストもキレイですね!
ご夫婦で、日美絵画展にて私の作品も観て下さったとのこと、
本当に感謝です有難うございました
龍画伯様「月光に舞う龍」
≪月光に舞う龍≫

今回、色々な経験ができ、刺激をもらい、自分の足りないところを反省もしたりと自分にとってすごくプラスになる日美展でした
公募展を通して、色々な方との出会いがあり、交流を持てたのも嬉しいことでした
また、来年もチャレンジしていきたいと思います 頑張ります~

【追記】
記事の中に、無断で色々な方の作品画像を掲載させて頂いてます。
ご不快に思われる方や画像の著作権などの問題がありましたら、遠慮なくコメント欄や問い合わせフォームなどから
ご連絡頂ければと思います。その際には、記事から画像を削除させて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します。



【記事の内容とは関係ないんですが】
うっかりしてて、fc2ブログの訪問履歴を「残さない」にず~~~と設定してたみたいです。い、いつからなんだろぅ・・・
訪問して下さった皆様、ほんとにごめんなさい 私が訪問し返しても、分からないはずですよね・・・  
今後は気をつけます いつも訪問して下さる皆様、本当に有難うございます


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日美展

第16回日美絵画展の会期案内を、暫くの間、トップページにて告知させて頂きます。
通常の記事は、下からになりますので、宜しくお願い致します

【会場】 国立新美術館  2階展示室
     (〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2)
     会場専用ダイヤル  ℡03-6812-9921(会期中のみ通話可)
     国立新美術館へのアクセスはコチラ
【会期】平成27年8月6日(木)~15日(土)
     ※11日(火)は、休館日
【開場】10時~18時(入場は17時30分まで)
     ※入場は、無料です。

併せて、第20回総合水墨画展も一階展示室にて開催されます

総合水墨画展の方で、「実行委員会賞」を受賞された
龍好き画伯の妻」のご主人様の作品 ≪月光に舞う龍≫も展示されています

届かない場所 告知用1

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日美絵画展の表彰式&祝賀懇親会

日美絵画展の表彰式&祝賀懇親会に出席するため、
ANAインターコンチネンタルホテル東京に行ってきました。
外国人宿泊客がたくさん行き交うロビーは、
眺めてるだけで、そのゴージャスな雰囲気に
テンションが上がりまくりです・・・
朝早くに出発したため、
会場にはほぼ一番のりでついてしまった私・・・恥
せっかくなのでと、時間潰しもあり、
ホテルの中を探索してまわりました
ANAインターコンチネンタルホテル東京

表彰式会場の前は、こんな感じです。協賛会社さん等からのお花がたくさん

日美絵画展1日美絵画展2

まだ時間早めの表彰式会場内は、こんな感じです。
指定された最前列の席に座っていたためか、壇上で記念撮影する人達に何回か撮影をお願いされました
式の時間が近づくにつれ、会場内は人でいっぱいになっていき、壇上には審査員の先生方がお座りになられて、
表彰式が始まりました。一人一人名前を呼ばれて賞状を手渡されるわけですが、賞状を頂くのって何十年ぶりだろう・・・と
思いながら、有難く頂きました 何歳になっても賞を頂けるのってやっぱ嬉しいことだし、記念になりますよね

日美絵画展表彰式3日美絵画展表彰式4


表彰式が終わると、祝賀懇親会に出席しました
席は、出身地?の都道府県別に分かれての着席となっていました。
今回、初めてお会いした、fc2ブログ「楽創(らくぞう)~今を変える習慣~」の
管理人かなめこさんも参加されていて、偶然にも同じテーブルでした
かなめこさんは、とても気さくな方で、
祝賀懇親会開始前から終わりまでずっとおしゃべり
かなめこさんに撮って頂いた写真で、
いい感じでブレてる?ものがあったので、のせちゃいます→ → →

そして、ホテルのビュッフェ式のお料理がすごく美味しかったです
画像の盛り付けが肉肉肉で、ちょっと見た目がアレですが・・・
スイーツやフルーツもたくさん用意されてて、女性には嬉しいですよね。
私は、ワインやウイスキーなども頂きました
日美絵画展祝賀会3


日美絵画展祝賀会1日美絵画展祝賀会2


同じテーブルに福島出身の男性が座られてて、ご自身の絵をファイルされたものを見せてもらいました
とても細かく描かれた絵は、リアルだけど優しげな印象です。 彼は、今回色鉛筆画部門に出品して佳作をとられたのだとか
ご本人に了解頂いたので、画像と彼のフェイスブックをご紹介させて頂きます~(藤田邦弘さんのフェイスブックはコチラ
同テーブルや隣り合わせた方々から色々なお話を聞けるのは、楽しいことですよね

日美絵画展祝賀会5
日美絵画展祝賀会4


祝賀懇親会も後半に入ると、上位の賞を受賞した作品をスクリーンに映し出して、審査員の先生方の講評が始まりました。
私はデッサン部門で出品したのだけど、油絵や水彩画等、違う分野での講評を聞けるのはすごく勉強になりました

私の作品が映し出された時は、緊張しましたが、デッサン部門審査員の村松昌三先生から、
「鉛筆という白黒の画面に色を感じさせる」  「光と影の明暗が出ており、平面に層があること」
「鉛筆の細い芯の先と画用紙の接点に気を配っている」 「対象物のそれらしさを慎重に描きこなせている」
・・・などなど、丁寧な講評を頂けて本当に有り難かったです

日美絵画展祝賀会6日美絵画展祝賀会7


そして!祝賀懇親会が始まる前に名前を入れた紙を箱に入れたのですが、その抽選会も行われました
何か、賞品が当たる抽選会だとは聞いていましたが、まさか自分が当たるとも思ってなかったので
抽選会が始まっても、飲んで食べて、同テーブルの方々とのおしゃべりにふけっていました
いきなり自分の名前が呼ばれた時は、本当にビックリしちゃって
当たったのは、何と!木箱に入ってるステッドラーの水彩色鉛筆60色セットでした(17000円相当のものなんだとか汗)

後で調べたところ、カラトアクェレル水彩色鉛筆 クリエイティブボックスというもので、
木箱は、高級ウォールナットを使用したものらしいです。何か、持ってるだけでテンションが上がるような感じ
60色というのも見るの初めてです  めっちゃ嬉しい・・・大事にします 本当に有難うございました・・・


日美絵画展祝賀会 ステッドラー2日美絵画展祝賀会 ステッドラー1


祝賀懇談会が終わった後の会場で、村松昌三先生と一緒に写真も撮らせて頂きました
(村松先生はとてもお優しい方で、気さくに応じて下さいました。有難うございました~!)

その際にも、色々なアドバイスを再度頂いて、これも本当に有り難かったです・・・
また、来年も出品できるように頑張っていこうと思います


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8月6日

原爆で被爆し、亡くなられた方々の苦しみや無念の思いが晴れ、一人でも多くの方が救われていかれますように・・・。
この祈りは、長崎まで続きます

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慧喜

Author:慧喜
広島県出身 関東住みです。
アートに関すること
アーティスティックな世界に触れて
自分が感じたことを
アップしていきます。
些細な足跡ですが
関わった全ての皆さんの
お役にたてますように 
(*≧∀≦*)

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