慧喜~Trip of the art

観○光 ART EXPO 2016 鎌倉展「 ○ (円相) 」~後編~

ご訪問頂き、有難うございます
今回の記事は、前回記事からの続き、
観○光 ART EXPO 2016 鎌倉展「 ○ (円相) 」
~後編~になります。(~前編~はコチラ
北鎌倉駅周辺の 「建長寺」「浄智寺」「円覚寺(龍隠庵)」で、
開催された、観○光 ART EXPO 2016 鎌倉展「 ○ (円相) 」
~後編~記事は、「浄智寺」でしめくくりたいと思います。

朝一番で向かったので、人もあまりおらず、森閑とした境内
でも、私の中では序盤から素敵モード全開でした

浄智寺2
観○光 ART EXPO 2016 鎌倉展小冊子

澄み切った空に、紅葉が映えて美しい朝でした・・・ いいお天気でよかった
浄智寺は、鎌倉五山(鎌倉にある臨済宗の五大寺=建長寺・円覚寺・寿福寺・浄智寺・浄妙寺)のうち、
4番目に格式の高い禅寺であるそう。
しかし、他の禅寺と比べて、野生的な自然に囲まれてて、閑寂な山寺といった感じです

浄智寺4浄智寺6

そして、いざ展覧会へ・・・!
と意気込んできたものの、敷地内のどこで展示をやってるか分からず・・・
でも、目の前にあった書院という建物で、何となくそれっぽい雰囲気を感じたので、入ってみたところ正解でした
入り口で、パンフレットを頂き、アーティストブック?みたいな小冊子を購入。

浄智寺29浄智寺7

書院の中は、こんな感じ。室内は、ガラス越しに入る柔らかな陽射しで満たされ、穏やかな雰囲気です

浄智寺10浄智寺11

そして、観○光 ART EXPO 2016 鎌倉展「 ○ (円相) 」のお作品とご対面・・・

浄智寺8浄智寺9

奥に展示されていた「Mother Nature母なる自然」というタイトルのお作品、
優しい色調の中に、生命が躍動するようなイメージを感じました。循環する生命を謳った、命の賛歌のよう
あと、画面に大胆に施された金箔が、見る角度によって強調されたり優しげだったり、
多才に輝きを放っている感じ・・・

大和田いずみさん Mother Nature母なる自然
≪Mother Nature母なる自然≫
大和田いずみさんMother Nature母なる自然2

そして、この作品の作者、
大和田いずみさんにお会いできました。→ → →
というか、大和田さんの方から声をかけて下さって、
色々なお話を聞かせて頂きました
とても明るくてフレンドリー、
爽やかな印象の作家さんです
箔を使われるのは初めてのことだったそうで、
しかも、この作品を搬入する前日に、
思い切って貼ってみたというエピソードにはビックリ
他にも、即応的に勉強になることを教えて頂きました。
大和田いずみさん、ほんとに有難うございました
大和田いずみさん1

そして、同じ部屋に、榎俊幸先生のお作品、「鷁(げき)」 が展示されていました
ずっと榎先生のブログで拝見してたから、本物を見ることができて感動・・・
途中から部屋に入ってきた中学生?の子達も、「げき、カッコイイ!」と大絶賛。
私は気負いながら見てた部分があったので、子供たちの無邪気な姿に、ちょっと気持ちが軽くなりました

榎俊幸先生 鷁(げき)2

榎俊幸先生 鷁(げき)3
(榎先生のサイトでも見られます  コチラ
榎俊幸先生 鷁(げき)1
鷁(げき)

書院を出た後は、大和田いずみさんに案内して頂き、お茶室に移動。
こじんまりと簡素なお茶室にも、面白いお作品が展示されてました。
右画像、菩薩様の光背のようなオブジェ作品をバックに座り、一人一人が菩薩様になれるというイベントが大人気
楽しそうに撮影する方々を大和田いずみさんが優しく見守っていらっしゃいました。↓↓↓
写真撮影もOKだったので、私ももちろん撮って頂きました

浄智寺12浄智寺13

次に向かったのは、「龍淵荘」というお茶室です。
中に入ると、窓が開け放たれており、風通しがいい室内にお作品が何点か展示されていました

浄智寺16
浄智寺17

真っ先に目に飛び込んできたのは、榎俊幸先生の枕屏風「楽猿図屏風」というお作品
画像に写ってないのだけど、入ってきた時、風と一緒に舞い込んできた落葉がお作品の周りにハラハラ落ちていて、
何とも風流な様子でした・・・笑

榎俊幸先生 楽猿図屏風1榎俊幸先生 楽猿図屏風3

榎先生のお描きになるお猿さん、可愛らしいですお猿さんの分け合ったり与え合っている姿にほっこり

榎俊幸先生 楽猿図屏風2榎俊幸先生 楽猿図屏風4

そして、別の一角に目をやると、何やら荘厳な雰囲気のお作品が・・・ 
作者は、花山ダンゴさんという作家さんで、作品タイトルは、「日天子」「月天子」。
仏法を守護する十二天の神様のお姿を描かれていらっしゃいます
奈良県ご出身の陶芸家の方で、現在は、天理の山深い里に陶房とギャラリーを構えていらしゃるのだとか。
奈良というのがまた素敵ですよね
仏教文化は勿論、現在に至るまでの美術品や工芸品の基となるような、ルーツ的なものが脈々と流れている場所・・・
そんな風に感じます
(花山ダンゴさんの作品をもっと見たい方は、フェイスブック・アーティストページへGO → → →コチラ

花山ダンゴさん 「日天子」「月天子」1花山ダンゴさん 「日天子」「月天子」2

「龍淵荘」を出たあと、ちょっと歩くと、祠?があったので入ってみました。
(リアルRPGみたいでドキドキしました笑) 
通路を道なりに歩いていった先に、鎌倉七福神の一体であるらしい布袋尊(ほていさん)様が・・・。↓↓↓
お腹を撫でると元氣がもらえるということで、早速ナデナデ
(後で知ったのだけど、この周辺に澁澤龍彦氏のお墓があったとか。是非お参りさせて頂きたかった

浄智寺31
浄智寺32

その後、仏殿に向かいました。
途中、鐘楼門(しょうろうもん)という門をくぐります。→ → →
(木が立派すぎて見えづらいんだけど・・・汗)
 
仏殿前のイチョウの木が大きくて綺麗でした

浄智寺20

地面はその落葉で、さながら黄色の絨毯のよう
ダイブしたかった・・・w

浄智寺22
浄智寺33

曇華殿(どんげでん)と名づけられた仏殿です。室町時代作と云われる、三世仏がご本尊としてご安置されています
三世仏(阿弥陀如来・釈迦如来・弥勒如来様)は、それぞれ過去・現在・未来を象徴している仏様ということです。
その所以は、三世に渡って人の願いを聞き入れて下さるから、なのだそう。
曇華殿(どんげでん)の曇華とは、三千年に一度咲くという、仏教の中での伝説の花に由来するとかで、
つまり三世仏とお会いできるのは、そのくらい貴重なこと・・・という意味なのだそうです

そして右画像、三世仏の左右に、榎俊幸先生のお作品、「日月四季鳥獣図屏風」四曲一双が展示されていました 
写ってる女性は、知らない方だったのだけど、途中からいつの間にか行動を共にしてた方です笑
鎌倉五山についてめっちゃ詳しい方だったので、色々とレクチャーして頂いて有り難かった・・・。
(おかげで効率良く周れたし)
何も知らずに来た私のために、仏様がお遣わし下さった方なのかも・・・なんて

浄智寺23
浄智寺25

榎先生の「日月四季鳥獣図屏風」四曲一双は、以前にも一度拝見したことあるのだけど、(その時の記事はコチラ
仏様のおわす間でまた見ると、荘厳さが増して、もう素敵すぎる・・・
(もっと詳しく見たい方は、榎先生のサイトへGO → → →コチラ

榎俊幸先生 金屏風1榎俊幸先生 金屏風2

仏殿の裏手に回ると、南北朝時代作といわれる木造の観音菩薩立像様がご安置されていました
こちらにもお参りさせて頂いた後、外周をグルリと歩いてみることに。右画像は、外周から見た風景です。↓↓↓
最初に入った書院と庭が見渡せます。書院の茅葺き屋根が味わい深くていいですね

浄智寺27浄智寺26

外周は竹林で覆われていました。その間に続く道をずっと歩いていくと・・・
~前編~記事でご紹介させて頂いた武内カズノリ先生のお作品がっ (~前編~はコチラ
「Bottchi 」(ぼっち)というシリーズの作品で、
「震災などで命を失った人々への追悼」の思いから制作された像ということです。
人影のない場所で唐突に出合うとインパクト大なのだけど、
ひっそりと佇んでる姿には何かシンパシーを感じてしまいます

武内カズノリ先生 Bottchi 1武内カズノリ先生 Bottchi 2

その後、境内に戻ってくると・・・何やらあちこちで人の固まりができていました
よっく見ると、どうやらスケッチしに来た人の集まりみたい・・・。
皆さん、朝陽を浴びながらすごく熱心に描いていました 
中の一人に思い切って声をかけると、にこやかに対応してくださるものの、顔は一点集中、手は動かしたまま・・・
凄すぎw

浄智寺21
浄智寺30

最後に・・・
境内で見つけた、小粋なツバキ画像です 
手折って持って帰りたい衝動に駆られたのだけど、
この場所に咲いてるから美しいのだとも思い、
やめました笑
私に色々なことを教えて下さった女性の話では、
浄智寺は山深いので、台湾リスがいるのだそう
今回はその姿は見ることができず、残念だったけども、
確かに、どんな生物がいてもおかしくない感じ
でも、今回の3つの禅寺(建長寺・円覚寺・浄智寺)の
中では、素朴な佇まいの浄智寺が一番好きかも
浄智寺28

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今回、初めて出向いた観○光 ART EXPO 2016 鎌倉展「 ○ (円相) 」の展覧会ですが、
行ける機会に恵まれて本当に良かった・・・と思いました
今年の初めも、榎先生のお作品展示がきっかけで、初めて銀座の画廊さんにもお邪魔させて頂いたりと、
自分のテリトリーだけでは到底知るよしもなかった世界に触れる機会が今年はたくさんあって、
今回の鎌倉展示も含め、自分にとっては大きな経験をさせてもらえたことがほんとに良かった・・・と思います

そして、展示場所である3つのお寺(建長寺・円覚寺・浄智寺)巡りも、今回初めての経験でした
事前のリサーチ不足で、お寺に纏わる歴史とか成り立ちについて、よく知らないままで来てしまったんだけど、
その場所にいるだけで、悠久の歴史や時の流れといったものをしっかりと感じとれたように思います
そういう意味で、お寺って不思議な場所だな~と思います
知識がなくとも、その場で感じたものをすぐに自分の中に受け入れられるというか・・・ごく自然に。
それでなくとも、私はお寺がとても好きなのだけども、
何か自分の中にある源泉?みたいなものに触れられそうな気がする・・・そんな場所のようにも感じています

でも、今回は、鎌倉五山全てのお寺(建長寺・円覚寺・寿福寺・浄智寺・浄妙寺)には行くことはできなかったので、
また次回、機会をみて行ってみようと思います

・・・という訳で、
観○光 ART EXPO 2016 鎌倉展「 ○ (円相) 」
の記事は、前編も後編も長くなってしまいましたが、
最後まで読んで頂いて有難うございます
ブログへの画像掲載をお許し頂いた作家の皆様、
本当に有難うございました
毎回、更新が遅くなってしまう当ブログだけど、
いつも訪問して下さる皆様、
新規で訪問して下さった方々、感謝感謝です・・・
今日とあさっては、クリスマス
皆様にとって楽しい聖夜となりますように
浄智寺14


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コメント

空間に溶け込む作品

慧喜さん、こんにちは。
「Mother Nature母なる自然」は油彩ですか、
閑寂の趣の中で屏風絵のように「和」の空気に馴染み素晴らしい作品!!
榎先生の「鷁」も素晴らしいですね!!
水鳥や波と亀といったモチーフやミクストメディアの表現が
これ程「寂び」の空間に溶け込んでいるのも驚きです。
花山ダンゴさんの作品テクスチャーも!!
人影の無い薄暗い竹藪に置かれた「Bottchi 」は異様かな(笑)

今年を締めくくるに良い「○(円相)」でしたね!!
色々と得るところも多く沢山吸収されたのではないですか!!
これを糧に個展への最終の追い込み頑張って
良い年をお迎えください。その前に良いXmasを(笑)

慧喜さん、こんにちは!
鎌倉は狭い地域ですが、いろいろな顔があって面白いですよ!!
無名の寺にも趣があります
ボクの通っていた幼稚園がある光則寺とか(笑)
よろしければ、穴場スポットをお教えします♪

mnsuisai さん

コメント有難うございます!

<「Mother Nature母なる自然」は油彩ですか、
閑寂の趣の中で屏風絵のように「和」の空気に馴染み素晴らしい作品!!
<油彩画ということでした^^v確かに、屏風絵のように「和」っぽい感じですよね!
金箔の話も、私には新鮮でスカッとしました^^;
感覚に任せて大胆にやっちゃう感じが、アーティストさんならではというか・・・^^;

<榎先生の「鷁」も素晴らしいですね!!
<素晴らしかったです、間近で見られて感動しました。><
画材の効果的な使い方や(真似したくともできないんだけど汗)
榎先生のモチーフに対する深い考察とかも私には勉強になるんです:;

<花山ダンゴさんの作品テクスチャーも!!
<そうですね!
近くで拝見したんですけど、相当、時間や手間をかけて丁寧に作られたお作品と感じました><
他の作品も独自性が素晴らしいと思うので、FBページをまたご覧になられてみてください♪

<人影の無い薄暗い竹藪に置かれた「Bottchi 」は異様かな(笑)
<一瞬、ギョッとなる感じが凄くいいと思うんですーー;
亡くなられた方々へのレクイエムということで制作されたものですから、
そこに目が留まり、何か揺さぶりをかけられる、ということがいいのだと思います><

<今年を締めくくるに良い「○(円相)」でしたね!!
色々と得るところも多く沢山吸収されたのではないですか!!
<思いきって行ってみてよかったです><
来年は、もっとフットワークが軽くなれればいいなと思います笑
考えるよりもまず動く、というのが目標かな・・・汗

<これを糧に個展への最終の追い込み頑張って 良い年をお迎えください。
<展示のことについては、ちょっと変更になったことがあり、
それを次回記事でお知らせさせて頂きますね^^;
でも、追い込まれてる、という状況に変わりはないので、頑張ります笑
クリスマスの夜も制作してました^^;

+。:.゚٩(๑>◡<๑)۶:.。+゚アリガトントン☆☆☆

Omunaoさん

コメント有難うございます!
楽しい誕生日になられたみたいで良かったですね^^v

<鎌倉は狭い地域ですが、いろいろな顔があって面白いですよ!!
<そうなんですね!私は鎌倉方面に全く疎くて、
名前だけでも知ってるところといえば、鶴岡八幡宮くらいしか・・・--;
浄智寺から鶴岡八幡宮まで、歩いて行けるということだったので、
行きたかったのだけど、時間がなくてお参りできなかったのが残念でした:;

<無名の寺にも趣があります
ボクの通っていた幼稚園がある光則寺とか(笑)
<無名の寺とかいいじゃないですか~~>< 
私は、そういうところ大好きですよ!
光則寺のことをググってみたところ、
その敷地内にある幼稚園のことが出てたのだけど、
Omunaoさんが通われてたのはココかな?^^;

<よろしければ、穴場スポットをお教えします♪
<教えてください!!<穴場スポット
地元の方にピンポイントで教えて頂けるのはありがたいです!
今回、お寺の他に周辺のギャラリー巡りもしたのだけど、
まだまだたくさん色々なところがありそうなので、また行ってみようと思ってます。
お寺巡りはもちろん、美術館とかも行きたいし・・・^^

٩(๑′∀ ‵๑)۶•*¨*•.¸¸♪アリガトントン♫♫♫

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慧喜

Author:慧喜
広島県出身 関東住みです。
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