慧喜~Trip of the art

薮内佐斗司先生の造形(かたち)展

池袋の東武百貨店にある美術画廊さんにお邪魔しました
開催されていたのは、彫刻家・薮内佐斗司(やぶうちさとし)先生の「薮内佐斗司の造形(かたち)」展です。
(薮内佐斗司先生に関するサイトはコチラ

薮内佐斗司先生のお名前をご存じない方も、2010年に平城京遷都1300年祭の際に公式キャラクターとして
制作された「せんとくん」の生みの親、と聞けばお分かりの方もたくさんいらっしゃると思います

薮内佐斗司先生は、現代日本を代表する彫刻家の方で、
2004年には、東京藝術大学大学院・文化財保存学教授(保存修復彫刻)に就任されていらっしゃいます
長年、仏像や古美術の修復や保存に携わってこられ、寄木造り(よせぎづくり)という古典的技法を基に、
多くの木彫作品を生み出してこられています(寄木造り=色々な木材を寄せ合わせて彫る技法)

仏教的な世界観や日本古来の自然観・・・それらの中にある優しさと暖かみ、命のエネルギーといったものを、
薮内先生独自の感性でもって表現された造形作品は、多くの人に親しまれています

20170311池袋東武百貨店20170311薮内佐斗司先生 ブロンズコレクション1

・・・と、訳知り顔で書いてるのだけども、私が薮内先生のことを知ったのは、実はほんの数年前のことです
せんとくんの生みの親でいらっしゃることも、藝大の先生でいらっしゃることも全く存じ上げず、
某場所で、薮内先生の造られた仏様の像を拝見したことがきっかけでした
仏像・・なのだけどスタイリッシュな感じだし、味わい深いお顔と愛嬌があるお姿に魅かれてしまったのです


薮内佐斗司の造形展パンフ1薮内佐斗司の造形展パンフ2


でも、こういう展示で薮内先生のお作品を拝見したことはなかったので、今回、鑑賞させて頂けてよかったです
会場には、愛嬌のあるお顔をした童子様の像がたくさん展示されていました。
薮内先生にとって童子様とは、
「からだといういのちの器(うつわ)の中に潜む生命エネルギーの象徴」というものなのだそう
「気」とも「たま(魂)」とも言い換えられ、
幸せも楽しさも健康も全て「童子」が発散する活力によって生まれるものであるから、
童子様たちの笑顔に日々触れることによって、元気をもらっていくことができるのだそうです

下右画像は、「朝露童子」というお作品ですが(パンフ画像を掲載させて頂いてます)↓↓↓
不老長寿の仙薬は、早寝・早起き・朝の露。日の出とともに飲み干せば精気横溢、回復萬歳
というキャプションが添えられていました。
まるで、滴るような朝の瑞々しさが伝わってくるようで、清々しい気持ちになりますね

下画像の「うたたね童子」は、まるで自分みたぃ・・・w
薮内先生の童子様って、いい意味でユルさを感じ、
まるで「自分を見てるみたい」と思えてしまうところも、ツボのような気がします笑
見る人の心に寄り添ってくれるような・・・

この「うたたね童子」ではないのだけど、
微笑を湛えた、別の童子様に添えられたキャプションが、
和顔施」とは仏教の言葉で、
笑顔の施しという意味があります。
お金や力がなくても、
笑顔だけで人を幸せな気持ちにすることができるのです

と、ありました。この童子様たちは、
我が身をもってそれを体現されているかのようで、
お姿を見てると、気持ちがホッコリと和みます

うたたね童子
≪うたたね童子≫
朝露童子
≪朝露童子≫

このように愛らしい童子様を含め、薮内先生のお作品は、
国内外含め、実に100カ所以上の公共空間に設置されてるのだとか
画廊さんに、設置場所のマップ?みたいな本があったので見させて頂くと、
何と!私の地元の市にも薮内先生のお作品が設置されていました(今度、帰省した時行ってみよ笑)
この記事を読んで下さってる方々のお住まいの地域(特に公共の施設など)でも、出会えるかも?です
それくらい広範囲に渡り、ナチュラルに薮内先生ワールドは展開されているのでした笑

他に、画廊さんから伺ったお話では、東京・港区にある青松寺(せいしょうじ)というお寺にも、
薮内先生の彫られた、規模の大きい四天王像(持国天・増長天・広目天・多聞天)がご安置されてるとか
(詳しいサイトを見つけたので、勝手に貼らせて頂きました、スイマセン ご興味のある方はどうぞ コチラ

あと、神奈川県大和市にある常泉寺(じょうせんじ)というお寺でも、薮内先生のお作品が見られるそうです。
薮内先生とご住職がコラボして生まれた、可愛らしい「縁結びの菩薩」様がご安置されているとか
(常泉寺さんは、花と河童で有名なお寺なのだそう ご興味のある方はどうぞ コチラ

この二つのお寺、お参りがてらに行ってみたいなと思い、今、色々と計画をたて中です 
春のお寺巡り・・・なんてのも素敵ですよね 楽しみっ~~~


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コメント

おはようございます。コメントをありがとうございました。
雉は時々我が家に散歩に来ます。
庭をすました顔で通り過ぎたり、土手で獲物を探したり、このように畑を我が物顔でのんびりしていたりです。
艶やかな翅がとても綺麗です。それに飛ぶ姿もなかなか美しいものです。
実はカメラがひと月前から調子悪くて修理に出してあります。
ですので今はすべて望遠機能も良くない古いコンパクトデジカメで撮っています。
それなので、せっかくのシャッターチャンスなのに画像が粗くなりそこが悲しく思っているところです。
薮内佐斗司先生についてはその表現の世界に大分前から尊敬の念と憧れを抱いておりました。作品集も持っており、最近手に入れたのは「やまとぢから」(2013年巡回展作品集)です。
自分の表現の参考にしたりしています。
機会があればまた展覧会を観たいと思います。
慧喜さん(グループも含め)の次の展覧会など予定が分かっていましたら、また教えてください。

hiougi さん

コメント有り難うございました!

<雉は時々我が家に散歩に来ます。
庭をすました顔で通り過ぎたり、土手で獲物を探したり、畑を我が物顔でのんびり
<そうなんですね@@本当にビックリしましたよ^^;
美しく豊かな環境にお住まいなのですね!

<艶やかな翅がとても綺麗です。それに飛ぶ姿もなかなか美しいものです。
<雉が空を飛ぶ姿って、見たことない・・・すっごく見たいです!!
さぞゴージャスで美しいのでしょうね><
羽とかは落ちてないのでしょうか--;

<望遠機能も良くない古いコンパクトデジカメで撮っています。
せっかくのシャッターチャンスなのに画像が粗くなり
<そういえば、ちょっと粗めの画像に思いました^^;
早くカメラが直るといいですね!願わくば、また雉が見たいです・・・><
hiougiさんの写真、木や花など季節感や空気までとりこんだような画面が本当に美しいと思います。

<薮内佐斗司先生についてはその表現の世界に大分前から尊敬の念と憧れを抱いておりました
<hiougiさんはご存知だと思ってました!今回、記事を作るにあたり色々と調べてみたら、
たくさんのサイトで「やまとぢから」の展示のことを紹介されていましたね^^v
つい最近まで、アートフェア東京というイベントがあって、
そこでも展示をされていらっしゃいましたし、薮内先生もお越しになられていたみたいです^^;
私も行く予定だったのが行けれず:;でも個展をゆっくりと拝見できて良かったです。
画集とかもあったんですけど、全部非売品だったのが残念でした><

<慧喜さん(グループも含め)の次の展覧会など予定が分かっていましたら
<そうですね!4月2日からなので、早く告知しなければ・・・^^;
というか、今、ちょうど出す作品を作ってる途中なのでした笑
急がねば・・・!すぐにアップしますのでしばらくお待ちくださいね^^

+。:.゚٩(๑>◡<๑)アリガトン۶:.。+゚

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Author:慧喜
広島県出身 関東住みです。
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