慧喜~Trip of the art

原点を、永遠に。

恵比寿ガーデンプレイス内にある
東京都写真美術館に行ってきました。
鑑賞したのは、清里フォトアートミュージアム(K*Mopa)開館20周年記念「原点を、永遠に」
1995年の開館以来、
世界の若い写真家の情熱を未来に伝える
”ヤング・ポートフォリオ”20年の軌跡を
辿っていく展示会です
東京都写真美術館

清里フォトミュージアムパンフ
”ヤング・ポートフォリオ”とは、
「生命あるものへの共感」「永遠のプラチナプリント」
という理念のもと、清里フォトアートミュージアム(K*Mopa)さんが
行われている、写真を通して世界の青年を育てていく
文化貢献活動です
35歳までの若手写真家を支援するため、毎年、世界中から
公募を行い、厳正な選考ののち、作品を購入・展示、更に
パーマネントコレクションとして収蔵されているのだそうです。
報道・芸術写真等、特定のジャンルやスタイルに限定せず、
作家一人ひとりの個性を表現するポートフォリオ(作品集)
となるように毎回、複数の写真を選考しているのだとか。
若者のひたむきな力作を、何度でも継続して公募・購入、支援。
美術館の収蔵作品として、写真家の原点を後世に伝えていく
世界で唯一の企画であり、写真コンテストとは異なるものです。

そのように20年間にわたって集められ、収蔵されてきた作品から更に選りすぐったものと
歴代選考委員を務めた、日本を代表する写真家の青年期の作品35点を加えた約500点の作品が
展示されていました
選考委員の荒木経惟さんや篠山紀信さんが撮られた(50年くらい前かな?)、お若い時の
出発点ともいえるような写真があり、もうこの頃から、すでに「自分」が力強く溢れ出てるのが
凄い!と思いました
報道写真家の中では、長野重一さんが、60年以上前の広島で撮られた一枚からは、
色んな背景が見えてきます。
あと、桑原史成さんの、報道写真家としての道を確立するに至った「水俣」の写真など
写真は、時代の影も色濃く写しとるメディアだということがよく分かります。

若者たちの公募作品は、被写体にデジタル加工を施し、自分の世界を創りあげたアート写真が
たくさん展示されており、フォトグラファーの意図や内面が伝わってきて面白かったです
創作されていても、一瞬の真実が写りこんでしまったような不思議な鋭さがあるように思いました。

その中で私が一番印象深かったのが、殺処分された犬達がゴミのように積み上げられている写真です。
(アート写真が多い中で目立っていました。撮影者の名前をメモるのを忘れてしまったのが残念)
より伝わりやすいように修正とかされているんだろうけども、生々しい「事実」を突きつけてくれる
写真のチカラはやはり大きいと思いました。
表現方法は千差万別で、こうじゃないといけないという基準はないと思いますが、
私は、撮影者が、一瞬一瞬被写体に深く入り込む執念みたいなもの、
それが感じられる写真に惹きつけられてしまいます

そして今、どんな作品に惹きつけられるかで、自分の内面の境涯が分かるような気がしました。
おそらく数年前の自分だったら、死体と化した犬たちを見ても、素通りしていたんじゃないかと思う。
自分以外の世界に視点を向けられている。自分自身が変化している。
それを認識できたことは、自分にとっては嬉しいことです

美術館の1Fには、ミュージアムショップがあり、
アートグッズ、カメラ関連のグッズや
20~70年代の古書の写真集などが
置いてあります
もちろん、写真のポストカードも種類が豊富
奥にはショップと一体型のカフェもあります。
写真に写ってるのは、カフェのカウンターです。
この雑多な感じ、好きです
東京都写真美術館カフェ


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コメント

こんにちは

アラーキーは六本木で仕事をしていた頃何度か見かけました。丁度「写真時代」と言う雑誌で毎回グラビアが出ていてその迫力に圧倒されました。
もう30年以上も前です。

※リンクの件、こちらからもリンクさせていただきました。これからも宜しくお願い致します。

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慧喜

Author:慧喜
広島県出身 関東住みです。
アートに関すること
アーティスティックな世界に触れて
自分が感じたことを
アップしていきます。
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関わった全ての皆さんの
お役にたてますように 
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