慧喜~Trip of the art

三鷹の森ジブリ美術館

三鷹の森ジブリ美術館に行ってきました
JR三鷹駅南口から、玉川上水沿いの
「風の散歩道」を歩いて約15分
駅からバスも出ているとのことだけど、
せっかくなので散策気分で歩いてみました
緑が多くて気持ちいい!季節によっては、
樹木にライトアップをすることもあるのだとか。
↓ 美術館への案内看板が可愛い ↓
風の散歩道1
風の散歩道3風の散歩道2

美術館に着くと、門の周辺は外国人観光客でいっぱい!その中にまぎれて、外国人の可愛い女の子をパシャリ。門を入ると、ダミーの切符売り場があり、トトロが皆をお出迎えしてくれます
ジブリ美術館1ジブリ美術館2

外観の壁にツタがびっしりと絡んで、森の中に
隠れてるかのような美術館です入場券をもらい
中に入ると、順路は決められていないので、
気の向くまま進んでいきました。
今回、一番印象に残ったのが、
架空のアニメーションスタジオ 「スタジオピッコロ」アニメーションができるまでの製作現場を
再現している部屋です
ジブリ美術館3

初めに目に飛び込んできたのは、宮崎駿さんが描かれた、     
膨大なイメージボードや絵コンテ。ラフスケッチに、透明水彩で
塗られているのですが、原画・・・?かと思うような質感なのです。
試しに、絵の表面を指でツツ・・・と辿ってみたところ、
塗ってある所とない所にひっかかりがある・・・?本物・・・
壁一面に、無造作に貼ってあり、こんなに手が届くところにあって
大丈夫なんだろうか・・・?と余計な心配をしながら、横の部屋に入ると、
今度は、アニメに使う背景の絵が、壁にたくさん貼られていました。
一瞬見て、あまりのリアルさにCGだと思ったんですが、よっく見直すと、
筆で塗り残した跡が見えるのです。近くにいたスタッフの方に聞いた
ところ、手描きなのだそうで、驚いてしまいました
水張りした画用紙に、ニッカー絵の具(ポスターカラー)で
着色しているのだそう
こちらも、触ってみると(いいのかな?)何か原画っぽぃ・・・
ジブリ美術館9

この背景の絵を動かさず、キャラクターの描かれた
セルを動かしていく撮影方法で
アニメーションを作られていたのだとか。
現在はセルは使われておらず、
絵コンテ等をのぞく各工程で
デジタル処理が導入されているみたいですが、
やはり手描きによる世界観を大事にと、
背景の絵は、手描きで描かれているのだそうです。
ジブリ美術館7

日常の中にふとおとずれる
不思議な世界をえがくジブリ映画なので
背景の絵は、日常の生活感や風景がリアルに
瑞々しく描かれています。
そして、映画を観る人が感情移入できるように、
ストーリーが変化するにつれて、主人公の心情に 
寄り添った背景の絵に変えていくのだとか。
きめ細かいですね
ジブリ美術館8

ところで、貼られている数々の絵は、
原画なのかどうかスタッフさんにお尋ねしたところ、
全て印刷されたもので、エプソンのピエゾグラフと
いう印刷技術なのだそうです。絵の具の質感や
鉛筆の線、画材の素材感をそのまま表現できる
再現性の高い印刷技術なのだとか。
それでも、原画の質感を、よりイメージどおりに
保てるように、膨大な絵を、約二年くらい?ごとに
取り替えているのだそうです。
ジブリ美術館11

絵コンテも面白かったこういう風にして映画は作られていくんだなと。
大勢のスタッフさんが関わっているために、多くの情報が伝わりやすい
絵コンテを、ジブリさんでは大切にされているのだとか
以前は、絵コンテに塗る色も、色鉛筆(ほぼ単色)を使われていた
そうなんですが、絵コンテから絵を起こしていく工程で、スタッフさんに
質感や情景をより伝えやすくするため、「崖の上のぽにょ」以降、
透明水彩で、たくさんの色を使うようになったそうです。

崖の上のポニョ」(2008年公開)といえば、広島県福山市にある
鞆の浦という、海辺にある港町をモデルに、作られた映画です。
当時、宮崎駿さんが、ジブリの社員旅行で行かれた尾道市から、
途中鞆の浦に立ち寄られたのだと思うんですが(ここら辺は推察)
宮崎駿さんは、海を見て何かインスピレーションを感じられたのか
誰も住んでいない一軒屋、大きな本屋敷の一部を借り、
下宿生活を始め、映画の構想を練られたのです
大家さんに相談して、2~3ヶ月間滞在されたのだそうで、
その間、海を眺め、地元の方々とお話されることもあったのだとか
鞆の浦の古い町並みや下宿から見える海の風景に、
当時の宮崎駿さんの心情に響くものがおありだったのかもしれない。


ジブリ美術館6

一緒に仕事をされたことのあるスタッフさんのお話では、
宮崎駿さんという方は、初めから目的があって映画を作られる・・・
のではなく、身の周りで何気なく見たもの、それを創作の原点に
今の自分の手元にある範囲内で作ろうとされるのだそう。

つまり、こういう画づらが欲しい、となった時に、
CG処理の必要性があったとしても、無理をしてまで処理を外に頼む
ことはせず、 少しスローダウンさせてでも、絵コンテを描かれるし、
自分の手元にいる人達が、絵コンテを描ける範囲内で作ろうとされる、
そんな方なのだそうですよ

こだわりがありそうで、こだわりがないということなのかな・・・?
心の自由な方だということなんだろうか・・・
そんな宮崎駿さんに対して、スタッフの方曰く
「絵に関して、白紙の部分を持っている人です。」
と仰っていたのが、とても印象深かったです

ジブリ美術館5

色んなお話を聞かせて下さったスタッフの方々、本当に有難うございました!

美術館には、引退後の宮崎駿さんが企画された”クルミわり人形とネズミの王さま展”が
開催されていました。この展示会は、宮崎駿さんが、絵本『くるみわりにんぎょう』から、
刺激を受けたことがきっかけとなって企画されたものなのだとか。
宮崎駿さんによる、イラストつきで解説をしたパネル10数点も展示されており、
物語のあらすじを始め、来場者に伝えていきたいメッセージ等が分かる内容になっています。
(このイラストがすごくて、この物語に対する宮崎駿さんの想いが溢れてる!)
おもちゃの宝箱?をひっくり返したような、メルヘンチックで楽しい企画展示でした

宮崎駿さんラフデッサン1
宮崎駿さんの絵に、私も刺激され、
帰宅後すぐに描き始めました
宮崎駿さんが、ラフなペン画に、水彩絵の具で
サラッと色をつけられていたのが素敵だったので、
先日ネットで買った、水彩色鉛筆を使います。
(ダーウェント ウォータカラー24C)
テーマは、「鞆の浦に佇む宮崎駿さんとポニョ」

で、とりあえず描いてみました。
筆よりかは、やっぱ鉛筆だから描きやすいです
外国製の色鉛筆なので、あまり派手な色はなく、
自然界にありそうなナチュラルな色が多いです
どっちかというと、風景画とかに向いてるのかも。

このまま、完成にしようと思ったのだけど、
写真ぽいのが気になる・・・やはり、絵寄りに
したいです。それに、このまま終わったら、
水彩色鉛筆で描いた意味がなかったり
するので もちょっと手を加えます。

波の飛沫?を、白いアクリル絵の具で描いた後、水を含ませた筆で全体をビタビタに塗っていきます。
宮崎駿さん塗り1宮崎駿さん塗り2

完成です
水で塗ったので、水彩画風?になったような? 
初めより、ちょっと色が薄くなっちゃいました。
ポニョも薄くスケスケに・・・
絵っぽくはなったかな?
水彩色鉛筆のぼかしって難しいですね!
つか、そもそも最後に水でぼかしていくという
このやり方で果たして合ってるんだろうか?
鉛筆で描きながら、ぼかしていくもの・・・?
まず、そこから分からない 
もっと使って練習してみよぅ・・・
鞆の浦 宮崎駿さん&ぽにょ2
 <イラストボード/水彩色鉛筆、アクリル絵の具>


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コメント

ジブリの作品かと思いました。

とても素敵な作品ですね!
宮崎駿監督もソックリで最後の仕上げの飛沫が
絵に流れと言うか動きを生み出していて大成功ですね!

ともずみさん☆
コメント有難うござぃます!

毎回、静止画に動きや表情をつけたいと
考えながら描いてるので
そう言って頂けたら、すごく嬉しいです!!

水彩色鉛筆も良いですね。
私は、STAEDTLERの水彩色鉛筆を買って絵を描こうとした事がありますが、難しくって1度使ったキリです。
ほとんど、新品の状態で眠ってます。
最近、Facebookで色鉛筆を使った凄い作品を目にして刺激されてます。…がしかし、色鉛筆は難しいから、結局、パソコンで描いてます。(爆)

KOJIさん☆
コメント有難うございます!

水彩色鉛筆は、私もまだ使い方すら、よく分かってません^^;

STAEDTLERの色鉛筆いいですね!眠らせとくのはもったいない・・・@@

色鉛筆で凄い絵を描く人いますよね!私もたま~にネット上でびっくりするような作品見かけますよ!

私も元々は、DTPや3DCGが専門だったんです^^;でも、描くのがやっぱ面白くて、アナログに戻っちゃいました笑

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慧喜

Author:慧喜
広島県出身 関東住みです。
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