慧喜~Trip of the art

メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神

前回の記事とかぶってしまいますが、東京都美術館に行き、
「メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神」を
鑑賞してきました。
NYのメトロポリタン美術館が、1906年~1936年にかけて
発掘調査を行った際に、エジプト政府の分配プログラムに参加することを許され、美術館の所蔵品になったものや、
収集家の貴重なコレクションを購入したものなど、
約3万点におよぶエジプトコレクションから「女性」をテーマに
厳選された約200点が日本で初公開された展示会です
古代エジプトにおいて、最高権力者であるファラオ(王)の
妻や母たちは、政治的にも宗教的にも大きな権力を持つことが
少なくなく、女性が果たす役割はとても重要なものだったとか
中でも、古代エジプト史上、政治的にも芸術的にも多大な功績を残し、傑出した存在として知られる女王ハトシェプストや
女王と女神展パンフ2
アクエンアテン王の偉大な妻であるネフェルティティ、アメン・ラー神の歌い手ヘネトタウィ等、
権力を手にした女性たちが所有していたものや、神話の中で崇められた、愛と美の女神ハトホルなどを形どった美しい副葬品の数々が展示
豪華な素材や洗練されたデザイン、高度な技術から古代エジプト人の美意識の高さが感じられました。

王家の女性にとって装身具(アクセサリー)とは、
現世と来世において、邪悪な力から持ち主を護る呪術的な目的に使われたのと同時に、階級を見分けるものであったのだとか。
上流階級の女性が所有し、身につけた装身具には
下層、中流階級の持ち物には見られない貴重な素材などが
用いられていたことが後の発掘調査で分かっています。
古代エジプトにおいて、美は異性へのアピールに必要なもので、宗教的な意味合いにおいても、重要なことだったのだとか
特に、美が生み出す性とエロティシズムは、彼らが信じた
死と復活の循環に密接なつながりがあるとされたのです。
神殿の壁面によく登場する女神たちと、王族の女性は同じような装身具をまとった姿で描かれていますが、女神と同一視された王妃たちは、性的な魅力を保つことが求められ、
一日に3度、身だしなみを整えられたといいます
女王と女神展パンフ1

展示品には、当時使用されたとされる鏡などはもちろん、髪とカツラ用のカーラーや洗顔料、
香りつき軟膏、アイカラー、頬紅、香油、剃刀やピンセット(現在と形が一緒!)まで展示されてました。
そして、化粧料などが入った容器が芸術品みたいに美しいのに驚きました。何でも、容器の色や形、
装飾に込められた象徴的な意味合いを通じて中身に、更なる効力をもたらすと考えられていたのだとか。
美しさを眺めるだけのものではなく、再生や復活を願う道具であったみたいなのです

女性にとって、美への追求は時代を超えた永遠のテーマですが、
美とは性的なエネルギーを内包し、豊かな繁殖や再活性化を象徴するものなのかもしれません・・・
男性が、瑞々しくて美しい女性を好むのは、このへんに理由がありそうです

鑑賞中、古代エジプトという膨大な歴史の中で生きていた女性?みたいなものを無性に描きたくなり、
帰宅後、すぐにとりかかり始めました。
女王1女王3
↑使うのは、F4のキャンバスにアクリル絵の具です。かすれた感じを出したいので、地塗りなどせず
背景は、壁画っぽくしたいので、直接塗りつけた絵の具を、ぺたぺたと広げていきます。

エジプト展定規女王5
↑エジプト展を記念して、美術館の売店で売ってた、象形文字の定規 しかも、しおり付き!
せっかく買ったので、背景に使っちゃいます

女王4女王9
↑キャンバスの側面も、古代壁画風に  全体には、水で溶かした黄土色の絵の具を塗った後、
ゴールドの絵の具をティッシュに直接つけて、キャンバスを力強くゴシゴシこすっていきます。
破けたティッシュが絵の具に巻きつき、繊維がボロボロにくっつくのもちょっといい感じ

女王11
完成しました
光の当て加減で、ゴールドがキラキラして、表情が変わるのが
面白いです。くすんだ壁画感も表現されてるような気もする?!
古代感?や、憂えてる表情もちゃんと表現できてるかな?
ちなみに、このモデルは、私の好きなレディ・ガガさんです
ガガ様って、年代や時代背景とか一切関係なく
普遍的にどんな場所にも溶け込みそうな感じがします
女王10
ガガ様を描いてる時が結構楽しいので、今後こんな形で、ガガ様シリーズとか作っていこうかな

女王12
 <F4キャンバス/アクリル絵の具>
←こちらは、絵をスキャナで取り込んだものです。
上写真はスマホで撮ったものなのですが、
どうやら照明に助けられていたみたいですね
こちらの方はやけにくっきりして、あまり壁画感
が出ていないような感じがする・・・

テーマは「壁画の中で生き続けるエジプト王妃の憂い」
非常に高度な文明を築き上げてきた古代エジプトだけど、
王朝交代劇が何度も繰り返されていく中、王族の女性達は、
果たして幸せだったのかどうか・・・?
女神と同等に神格化されながらも、
女として母として、時には男性と肩を並べる存在として
憂えたり嘆いたり、悲しみに見舞われることが多かった
のじゃないかな・・?なんて、想像してしまいます・・・


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コメント

こんにちは

レディーガガと古代エジプト美、発想の奇抜さに驚きましたが、出来上がりの古代壁画風と見事にマッチしているのにも驚きました。

ちなみに、レディーガガは私も好きな歌手です。人を驚かす衣装ばかりがニュースになりますが、本当に実力のある歌手ですね。派手な衣装や踊りのないトニーベネットとのデュエット「The Lady is a Tramp」を聞いて、その歌唱の実力の程が分かりました。

えいいちさん☆
コメ有難うござぃます!
奇抜さ→めっちゃ褒め言葉です!嬉しぃです♪

「The Lady is a Tramp」のガガ様
いいですね!
トニーベネットさんが楽しそう^^;
ガガ様って不思議な存在なんですよね・・・
現代的でありながら、何かアカデミックな感じもするし、クラシックな歌も凄く上手いし。

↓これなんかも素敵です↓
http://www.youtube.com/watch?v=sI1cz_sjMys

奇抜なパフォーマンスやコスプレばかり
とりあげられるガガ様だけど、豪放かつ、
シャイで、繊細そうなところも
私は大好きなのです!

これからも、ガガ様への愛を筆にのせて
いきます~~~^^v



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鍵コメ様☆
ありがとうござぃます^^

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鍵コメ様♪
ありがとうござぃます^^

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慧喜

Author:慧喜
広島県出身 関東住みです。
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